9月15日 いちご売れ~シンジュクモナムール(アーバンギャルド)

頬杖をついたまま、外を眺める。
尖らせた唇にお気に入りのシャープペンを当てた。
うーん・・・あの日、わたしが泣かなかった理由か・・
そんなの詩にできないなぁ
 
わたしがギターを弾くとして、どんなのが弾きたいだろ?
魔法のように弾けたらなぁ・・・
わたしは買ったばかりのレスポールを眺める。
すりむけた左手の指先たち。
かっこいいギターの音楽を見つけて、みおに話した。
「これ・・売春の歌じゃないの・・? こんな歌詞にするの?」
ばい・・・しゅん・・・
 
天は人の上にだって
Money,Money,Money,をつくって
天は人の下にだって
恋をつくらず
 
むむ・・金の話か・・・
 
Bye,bye 旬を売って買って
 
こんなの歌えないよ・・・
いや、いいわ、わたしが弾くギターのイメージはこれよ。
わたしのみおのダブルヴォーカルで、わたしは叫んで、みおはしっとりと。 
わたしたちは、二つのハートで、青春の乙女を演じるのだ。
 
屋上はステージと おんなじだ
演じるのは看板女優 演じて悲劇のヒロイン
 
あの人をいうと・・・熱血!
四六時中、おかしな血がたぎっている感じで・・
ルーズリーフにシャープペンを走らせる
「熱血」「バーニングブラッドボーイ」
相手の私は・・・やっぱり一途か・・・
「純潔」「無垢」「一途」「まっすぐ」
 
シンジュク・モナムール
咲いてるうちよ 散ったら負けよ それだけよ
花芝居なら演じてよ シンジュクモナームール
 
恋をすると、女は・・・
好きな人と一つになろうとする?
いや、違う・・・
あの日、わたしは・・・一緒に泣いてなんかやらないって思ったんだ。
ほかの人は、一緒に泣くがいい。
わたしは彼女だから・・・でも、なんで?
「特別な人」
もう少し、心に突っ込んでみる。
「特別な人」ということは・・答えはないけど、特別・・・すごく曖昧で
素直な言葉で! 自分に叫ぶ
わからないものになりたかったのだ。
 
新しいルーズリーフに書きなぐる
 
あの夏、君は涙をはばからず
恋する乙女の純潔
君の何かになろうとした
恋する乙女の熱血
一緒に泣くなら わたしじゃない
Baby!Baby!もう愛してる
 
いや・・ちょい違う!
せっかく、純潔と熱血で韻を踏んでいるのだ。
ここはわたしが叫ぶとこで・・ひっくり返して。
男に負けないくらいの女の熱血恋愛だ。
 
あの夏、君は涙をはばからず
純潔! 恋する乙女の
君の何かになろうとした
熱血! 恋する乙女も
一緒に泣くなら わたしじゃない
Baby!Baby!もう愛してる
 
決まった!
 
ここからは、AメロとBメロね。
彼に出会う前の日常を書いて・・・
スピード感の出そうな言葉を・・・
 
一番ができた。
翌日のカフェ、みおに完成した一番を見せた。
うんうん、とうなづいた。
よくできてるけど・・・スタタンって?
いや、スピード感っていうか・・・そこはわたしが歌うから!
 
みおが大きな声で笑った。
いいね、これでいこうか、わたしも書くよ。
あいつのことを書けばいいんでしょ。
 
いよいよ、わたしとみおの毎日が始まった。
 

 
やってもうたー^^
どうしても、登場人物に名前を付けなくてはならずに、みおにしてしまった^^
ベースでみおとかプレッシャーですw
ベースの子とドラムの子と・・あと一人ギターか・・・
 
ちょい無理っぽいけど、フライング気味で、みおですw
 
 
アーバンギャルドは後だしです^^
もともと、少し聴いたことのあるバンドで、前のパソコンのiTuneにははいってたんです^^
でも、パソコンをかえるときに、うまく移植がいかなくてね・・・
どこか行っちゃったw
で、You Tubuで久しぶりに聴いて、いいかもって^^
今回、書いた話には全然関係ないのですが、書いてしまったw
「いちご売れ」のライブの動画をみていて、いいギターって^^
いろんな音を出したいけど、こんなのをクマしゃんも弾けたらなって思ったよ^^
で・・少しこじつけで、今回の作詞のシーンに合う曲を探したのですが・・・ないw
まぁ、こんなこじつけと勢いで、クマしゃんブログは完成していきます^^
 
 
で、書いた詩ですが、ちゃんと完成させてますよ^^
高校生の女の子が書くことを考えると、すいすいとね^^
どこかで何かを借りることなく、すいすいとー^^

別の「歌詞を作ろう」の書庫で発表しますね^^
タイトルは「熱血乙女!」
 
しかし・・アーバンギャルド、いいなぁー^^